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“IWGPベルト論争”に終止符を打つ! 王者・鷹木信悟がオカダ・カズチカと「1.4」で激突「もうなんの言い訳もさせねえ」
text by
原悦生Essei Hara
photograph byEssei Hara
posted2021/11/09 17:00
ザック・セイバーJr.との激闘後も闘志満々の鷹木信悟。真の王者として、「1.4」東京ドーム決戦でベルトをめぐる論争に終止符を打つ構えだ
自称王者・オスプレイも「フェイク」と一刀両断
「(オカダは)相変わらずスカした野郎だね、上から目線で。呼び出してやろうと思ったけど、まさかあいつから来るとは思わなかったから。あいつがどんだけ上から目線で来ようが、今、新日本の頂上はここにあるから」
アメリカで疑惑の「IWGP世界」のベルトを持ち出してリングに上がり、鷹木に難癖をつけているオスプレイにも改めて触れた。
「オスプレイだってそうだろう。あいつが『リアル、リアル』って言えば言うほど、オスプレイ、自分でもわかってるんだろう、フェイクだってことが。本当のベルトを持っているヤツは『リアル』なんて言わねえからな」
鷹木は「1.4」に向けてさらなる闘志を見せる。
「1.4まで時間があるから、今日もベストに近いコンディションだったけど、もっともっと、心技体を向上させていくから。オカダがよ、言っていたじゃない。『鷹木信悟が何やったかっていったら、病み上がりのボクから勝って、連戦の棚橋さんから勝っただけでしょう』って。
ふざけんなよ。今日の最高、最強のチャレンジャーのザックから勝ったし、なあ、言ったじゃねえか、レスラーは病み上がりとか関係ねえって。それこそ9.5のメットライフドームで証明しただろう。やっぱりオカダは気に食わねえな。もうなんの言い訳もさせねえからな。オイ、せめてお前、次負けたら『正月ボケしてました』とでも言っとけ。オレは、なんの言い訳もできない状態で、1.4東京ドームのリングに上がる。鷹木信悟の真骨頂、見せてやるよ」
鷹木はそう言って、しっかりとIWGP世界ヘビー級王座のベルトを握りしめた。