ゴルフPRESSBACK NUMBER
松山英樹が五輪コースで練習開始! 代表ユニフォーム姿で笑顔、体調面も問題なし? 一方、海外勢は「まだ日本にいない」選手も
posted2021/07/24 17:15
text by
舩越園子Sonoko Funakoshi
photograph by
AFLO SPORT
東京五輪の男子ゴルフは7月29日(木)が初日、女子ゴルフは8月4日(水)が初日だが、競技会場となる霞ヶ関カンツリー倶楽部では、24日から男女双方の選手の練習が可能となった。
そんな中でいち早く姿を現したのは、日本のエース、松山英樹だった。
今月はじめに新型コロナウイルス感染が確認されて以来、松山が公の場でクラブを振る姿を見せたのは、ほぼ3週間ぶりだった。だが、炎天下にもかかわらず、松山は明るい笑顔を見せながら4時間ほど練習を続けた。
全英OPを辞退、五輪出場も危ぶまれた
松山は7月上旬に開催された米ツアーのロケット・モルゲージ・クラシックの初日のプレー中に頭痛や吐き気などの症状を経験後、PCR検査で陽性となり、フロリダ州の自宅で隔離生活を送っていた。全英オープンにも出場できず、メジャー4大会への連続出場記録は33試合で途絶えてしまった。
その後もなかなか検査結果が陰性にならず、一時は東京五輪への出場も危ぶまれる状況にあった。
ただ、松山が自宅近くのホームコースで練習を開始したことや実戦を想定した4日間のラウンド練習を行なったことを早藤将太キャディがSNS上で明かし、松山の体調が回復しつつあることが示唆されていた。
そして松山らは22日までに帰国し、23日の開会式には参加しなかったものの、24日には霞ヶ関CCにやってきて、元気な姿を見せた。