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大谷翔平着用ユニが661万円でトラウトの4倍! 29・30号と“サヨナラ神走塁の土付きユニ”はたった1日で…〔MLBオークション〕
text by
AkiAki
photograph byAP/AFLO
posted2021/07/12 11:03
ホームランにサヨナラ好走塁と“大谷劇場”だった一戦のユニホームが、オークションに出品されている
ヤンキース時代のイチロー着用ユニも土が……
妻や家族のようにスポーツメモラビリアに全く興味のない人からすると、汚れているし、汗臭くない? そんなのどうするの? という風に思うかもしれない。
ただ筆者からすると、その瞬間にそこでプレーされた跡が残るものが重要で、例えば100年後にこの大谷のサヨナラシーンの映像が流れたとする。生でその瞬間を見ていない未来の人がこの映像を見た時、証明書の存在ではなく、視覚的にもその時プレーで使われたユニフォームだと認識できることになる。その時代、その瞬間、その興奮、全てが詰まった最高のスポーツメモラビリアなのだ。
筆者が保有するこちらのイチローのユニフォームも、右肩付近にプレー中に付着したと思われるグラウンドの土が確認できる。イチローがこれを着用して、打席に立っていた、守備についていたと考えるだけでも興奮するし、この試合の映像を見ながらユニフォームを見る、という楽しみ方もできる。
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7月10日に開始した「大谷劇場」のユニフォームは開始1日で、すでに2万1100ドル(約232万円)と筆者も手の届かない遠くへ行ってしまっているが――日本時間で7月19日の月曜日、朝9時がオークション終了時刻になる。前回の6万100ドルを最終的には超えるのでは? とも思っており、その結果に注目している。
大谷は現地時間11日のマリナーズ戦でマルチ安打をマークした。明日からはホームランダービー、そして初出場のオールスターが待っている。筆者もこのボールをコレクターとして購入した。今年のオールスターを全力で楽しみたいと思う。
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。