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大谷翔平着用ユニが661万円でトラウトの4倍! 29・30号と“サヨナラ神走塁の土付きユニ”はたった1日で…〔MLBオークション〕
posted2021/07/12 11:03
text by
AkiAki
photograph by
AP/AFLO
大リーグのメモラビリアを取り上げている本記事。ユニフォームについて取り上げるのは今回2回目となるが、どうしても取り上げたいユニフォームが出品されたので書いてみたい。
大谷翔平は打者として打率.279、33本塁打、70打点、12盗塁、投手として4勝1敗、防御率3.49という、リアル二刀流として最高の形で前半戦を終えた。ここまでの活躍を開幕前に想像していた人はいないだろう。まさに伝説を作っている。
前回の記事では、大谷のホームランを打ったユニフォームのMLBオークションが開催されていることを報じたが、最終的には6万100ドル(約661万円)で落札。筆者の想定をはるかに上回る結果となった。これは同時期に出品されたメジャーのスーパースター、マイク・トラウトの実使用ユニフォーム1万4800ドル(約163万円)の4倍だ。
「大谷劇場」の土付きユニフォームが出品
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そして今回取り上げたいのが――今MLBオークションに出品されている、こちらのユニフォームになる。
記憶に新しい7月2日、エンゼルス本拠地でのボルティモア・オリオールズ戦。大谷はこのユニフォームを着用して第29号・第30号のホームランを放った。
そして最終回には盗塁を決め、そして好走塁でサヨナラのホームも踏んだ――という、まさに大谷の魅力の全てを表現した「大谷劇場」そのものという試合で着用したユニフォームだ。
このサヨナラのシーンで付着したグラウンドの土もそのままの状態で出品されている。
この“土が付着した状態”のユニフォームが筆者は好みで、やはり実使用ユニフォームは球場でプレーした軌跡が残っている物こそ――と思っている。試合後に洗濯された状態で出品されるものが多いのだが、相場としてはグラウンドの土が付着するなど、実際にプレーしたことが分かるユニフォームの方がコレクターは好む傾向がある。