「ツバイカンプフ、1対1の部分ですね。『うちには1対1の場面で突破できるような選手がいないから、ゲンキに来て欲しい』というようなことを言われて。ちょうど、ヘルタ・ベルリンとの試合を例に挙げられて、必要だと言ってもらえましたね」

「ゲンキがいたら絶対に攻撃でも違いをつくれた」

――昨季のウニオンはバイエルンに一度も負けなかった唯一のチームでではありますが、そのヘルタ戦だけではなく、カウンター狙いで挑んできたアウグスブルク相手には2連敗するなど、守備重視のチームと対峙するときに苦しんでいました。

「ブロックを敷かれたような相手には苦しんでいましたよね。GMからは『ヘルタ戦でゲンキがいたら、絶対に攻撃でも違いをつくれた』と言われました。昨季のハノーファーは攻撃ではなかなか違いを作れないチームでしたが、そこである程度は違いを作ってきた自負はあったし、そういう評価をしてもらえたのは嬉しい」

――ウニオンの得点パターンは、守備で低い位置でブロックを作ってからのカウンター、攻撃でも低い位置からビルドアップをして相手を出てこさせたうえで、攻撃をスピードアップさせて相手の背後のスペースをつく形が多かったです。その意味でインサイドハーフやトップ下の選手は長い距離を一気に走って、ゴール前に顔を出していくことも求められますが？

「引いた相手との試合以外でも、そういうところできちんと走れればゴールチャンスは来る。そういう意味でもチャンスはあると思う」

だから、めちゃくちゃ楽しみです！

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――昨季の1部リーグでチームの走行距離が最も長かったのがウニオンです。昨季の2部で個人の走行距離が最長だったのが原口選手です。ウニオンに移籍するのは必然だったのでは？

「だから、めちゃくちゃ楽しみです！　早くチームでサッカーをやりたいですね。新しくできる、ヨーロッパ・カンファレンスリーグにもボルシアMGをおさえて、出場できるわけだし。そことの掛け持ちに不安もないわけではないけど、楽しみですね」

――3年ぶりの1部リーグでの戦いについては？

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