「これまでとは立場もポジションも違うし、新しいチャレンジなので、楽しみです。自分はもう30歳で若い選手でもないので、年齢的にも5大リーグで輝くためのラストチャンスだと思っています」

――なるほど。

「チームの中心や即戦力として評価してくれて獲得してくれたと思います。ただ、ラストチャンスにしては、環境がすごく良い。自分のポテンシャルをフルで発揮できるチャンスが今までの移籍の中で最も大きい感じがあります。ここまでの自分の成熟度も含めて、全てにおいて『ここで良さを出せなければ俺の負けだ』と言う覚悟でやっていくつもりです」

ゴールとアシスト合わせて10点以上からまないと

――数字的な目標は？

「それはこれからの使われ方やポジションにもよりますけど、ゴールとアシストあわせて10点以上には直接からまないといけない。年齢的にも、自分と同じような能力の選手がいるのであれば『若い選手を使ったほうがいい』という話になるはずだから、中心としてふさわしいような活躍と数字を残さないといけない」

――今季のブンデスリーガ1部の最年長選手となると見られている長谷部誠選手も現在のフランクフルトへ移籍したのは、現在の原口選手と同じ30歳のときでした。

「そうですね。だから、ここがラストチャンス。ここで良いものを見せられなかったら終わりだというつもりでいるし。これから1番楽しい時間が来るかどうか、全ては自分次第だと思っていますよ」

＜「代表について語る」編も関連記事からご覧になれます＞

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。