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「スポンサーになってくれてありがとう!」 セレッソとサポとクラフトビール醸造所の幸せな関係「でも実は僕…」
text by
原壮史Masashi Hara
photograph byMasashi Hara
posted2021/07/10 11:02
ディレイラブリューワークス代表の山崎昌宣さん。セレッソ大阪との関係性を明かしてくれた
どんな真面目な話が来るのかと思いきや、なぜか山崎さんは照れ臭そうだった。
山崎さん:実は僕、もともとガンバが大好きなんですよ(笑)。Jリーグが始まった時は高校生で、この間まで高校生だった松波(正信、現ガンバ大阪監督)がグンと出てきてもうレジェンドみたいで洗礼を受けちゃって……ヤットさん(遠藤保仁、現ジュビロ磐田)も大好きなんですけど……。
そんな話を、森島社長をはじめセレッソの方々は面白いものとして受け入れてくれたという。
山崎さん:しかも、スポンサー募集のPVでもそういうことを普通に話させるんですよ? 凄いですよね(笑)。
クラフトビールで代理戦争的に盛り上げられたら
笑い話になったが、こうして自分が良いと思うものへの熱い気持ちを決して隠さない山崎さんだからこそ、セレッソと対等に話せる関係を築き、クラブの未来と自分たちの未来を重ねて共により良い未来を歩もうとしている。最後に、制限がなくなった時にやりたいこと、そしてセレッソサポーターに向けて伝えたいことを聞いた。
山崎さん:実は、まだお披露目できてないんですけど、セレッソさんとやるとなって、トラックを改装して22タップ(※ビールの注ぎ口)のキッチンカーを作ったんです。2段になってるんですけど、たとえば1列が大阪のビール、もう1列が対戦相手のエリアのブルワリーのビール、みたいにして代理戦争的に盛り上げられたら、なんて思ってるんですけどね。
そして、セレッソサポーターの方の中には勝つまで飲まない! っていう人もいるんですけど……もし負けても……慰めの酒にしてもらえたらありがたいです(笑)。
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