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号泣する桜庭和志、高田延彦のハッピーエンド、伝説のミルコvs.ノゲイラ… カメラマンが目撃したMMA東京ドーム大会の衝撃の瞬間
text by
長尾迪Susumu Nagao
photograph bySusumu Nagao
posted2021/06/11 11:03
MMAとして初めて東京ドームで行われたRRIDE.1のメインイベントに出場した高田延彦(左)とヒクソン
「ほかの会場では味わえない特別なもの」
数年前、ヒクソン・グレイシーと雑談したときのこと。ヒクソンは、日本で5つのイベントで試合を行い、最後の3試合は全て東京ドームでの試合だった。私は彼が東京ドームで試合をすることについて、こだわりがあったのかを尋ねた。
「東京ドームは誰でも知っている会場だからね。世界的にボールパーク(野球場)としても、名前が通っている。もちろん自分が試合をするなら、会場は東京ドーム。思い入れもあるよ。あんな巨大な空間なのに、会場にいるすべての人がリングの二人だけを見ている。あそこで試合をできる喜びは、ほかの会場では味わえない特別なものだよ」
6月13日に開催されるRIZIN.28は勝負論のある好カードが目白押しです。NumberWebでも取り上げるでしょうから、皆さんも楽しみにしてください。
私ですか? もちろんリングサイドで撮影しますよ。
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。