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大谷翔平“自己最長143m決勝17号”にMLB公式「オーマイガー」 監督も「いつも楽しんでいる」と喜ぶ“笑顔の超才能”

posted2021/06/09 17:04

 
大谷翔平“自己最長143m決勝17号”にMLB公式「オーマイガー」 監督も「いつも楽しんでいる」と喜ぶ“笑顔の超才能”<Number Web> photograph by Getty Images

自己最長となる143mの特大17号本塁打を放って笑顔でホームインする大谷

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NumberWeb編集部

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雑誌「Sports Graphic Number」と「NumberWeb」に掲載された記事のなかから、トップアスリートや指導者たちの「名言」を紹介します。今回は特大ホームランを放った大谷翔平にまつわる3つの言葉です。

<名言1>
今年の彼はいつも笑顔で楽しんでいる。それこそが素晴らしいことなんだ。
(ジョー・マドン/NumberWeb 2021年4月19日配信)
https://number.bunshun.jp/articles/-/847804

◇解説◇
 エンゼルス大谷翔平のケタ外れのパワーは、今季大リーグの中盤戦を迎えても猛威を振るっている。

 8日(日本時間9日)に行われたロイヤルズ戦で「2番・DH」でスタメン出場すると、1回の無死一塁で迎えた第1打席、左腕ブビックが投じたチェンジアップを強振。いつものように強烈な打球音を残したボールは右中間最深部へと突き刺さった。

 3試合ぶりとなる第17号本塁打は自身最長となる143メートル弾。エンゼルス公式ツイッターは「背番号17が17号だ」、MLB公式も動画つきで「470フィート……OMG、ショウヘイ」と“お手上げ”と言わんばかりの絶賛ぶりだった。

「彼のインパクトは大きく……」

 相変わらずの活躍が続く大谷だが、4月の段階で“二刀流”の切れ味に賛辞を述べていたのは、マドン監督だ。

「ナショナル・リーグの試合を見れば全試合で投手が打席に立っている。それはおかしなことではないんだ。普通ではないことは彼が登板しない日に打つということ。それがショウヘイと他の全選手との違いだ。そして、彼は8番や9番でなく2番を打っている。彼のインパクトは大きく、彼のモチベーションも高まっている」

 このように語るとともに、走攻守・そしてピッチングで常にスマイルを絶やさない大谷を称賛している。これほどまでに野球を楽しんでプレーする選手を見ていれば、監督だって楽しくなるのも当然だろう。

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