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【安田記念】絶対女王グランアレグリアの連覇を横山武史が阻む? 「一強」崩しが続くGIレース、“超豪華3頭”を徹底分析
text by
島田明宏Akihiro Shimada
photograph byPhotostud
posted2021/06/05 17:00
大阪杯で4着に敗れたグランアレグリアだったがその後ヴィクトリアマイルで圧勝。マイル絶対女王の意地を安田記念で見せられるか
ウオッカの再来へ、超豪華メンバーの競演
一昨年の覇者で、昨年3着のインディチャンプはまず崩れないだろうし、昨年のNHKマイルカップを勝ったラウダシオンも復調気配だ。もう1頭、ダノンキングリーも怖い。3歳時の一昨年、毎日王冠で古馬の一線級をなぎ倒した強さには、サリオスのそれに通じるスケール感があった。
◎グランアレグリア
○シュネルマイスター
▲サリオス
△ダノンキングリー
グランアレグリアが、1992、93年ヤマニンゼファー、2008、09年ウオッカ以来、3頭目の連覇を果たすか。それとも、シュネルマイスターが3歳馬として11年リアルインパクト以来となる勝利を挙げるか。
あるいは、サリオスかダノンキングリーあたりがあっと言わせるか。
「一強」の女傑を含め、超豪華メンバーの競演となる春のマイル王決定戦を楽しみたい。