競馬PRESSBACK NUMBER
700万DL超え ウマ娘ファンにも知ってほしい「モチーフの馬はめっちゃ強かった!」メインキャラ3人の偉業とは
posted2021/05/30 06:00
text by
河村鳴紘Meikou Kawamura
photograph by
©Cygames, Inc./Keiji Ishikawa
700万ダウンロードを突破した人気スマホゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』。ここまでの爆発的な勢いは、スマホゲームが配信された今年に入ってから。実はそれより前に、2018年4月からテレビアニメ〈第一期〉が放映されていて、現在までに第二期とスピンオフ作品も制作・放映されています。
数々のキャラクター(ウマ娘)がいる中で、主人公は全部で5人(スピンオフ作品はメインキャラが3人のため)ですが、モチーフとなった競走馬は、実力はもちろん、執念を兼ね備えた“化け物”ぞろいです。
そこで、「実はこんなに強い馬だった!」と驚いてしまう、アニメ版ウマ娘のメインキャラ3人を紹介します。
日本競馬界の最高峰「日本ダービー」とは
日本ダービーは、毎年5月に東京競馬場で行われ、3歳馬が出走できる芝2400メートルのレースです。正式には「東京優駿」という名前で、(牝馬も出られますが)牡馬の王者決定戦という位置付けです。ダービーの優勝は、日本のホースマンが最も欲しがる称号の一つで、ダービーを勝った馬は「ダービー馬」と言われます。まさに、その年“最強の名誉”を勝ち取った馬とも言えます。『ウマ娘』でも「ダービーウマ娘」と呼ばれています。
以前にも紹介しましたが、『ウマ娘』ではレース場面も忠実に再現されています。ダービーは「中距離」扱いですが、馬が直線に差し掛かったところで失速することがあります。直線に入る前の第4コーナーでの位置取り(ポジション争い)が熾烈になるからです。
ADVERTISEMENT
進路をふさがれずに実力を発揮できるか。そして「スキル」が発動されるか。最後の第4コーナーの難しさが、ゲームでも上手く表現されているのです。
アニメ1期)スペシャルウィークは「こんなに強かった」
ゲーム『ウマ娘』ですが、現在プレーヤーが操作できる32人のウマ娘のうち、7人がダービーを取っています。アニメ1期の主人公・スペシャルウィークもダービー馬です。
ゲームでは、「先行」「差し」の両方の脚質に対応。強力なライバル相手に戦うことになります。アニメ1期では、ジャパンカップで強敵・ブロワイエを倒して、エルコンドルパサーのリベンジをする……という形で幕を下ろしました。