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「お前はすごいんだぞ、と言いたい」フォーエバーヤングが”動物初”のナンバーMVP賞を受賞…坂井瑠星騎手が語る快挙の秘密「完璧でした。100点満点」

posted2026/02/06 17:00

 
「お前はすごいんだぞ、と言いたい」フォーエバーヤングが”動物初”のナンバーMVP賞を受賞…坂井瑠星騎手が語る快挙の秘密「完璧でした。100点満点」<Number Web> photograph by Photostud

ブリーダーズカップクラシックに勝利し、フォーエバーヤングを称える坂井瑠星

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大恵陽子

大恵陽子Yoko Oe

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 日本競馬界の悲願が若武者によって達成された。11度目の挑戦でようやく掴んだ栄冠は偶然ではなく、日々、研鑽を続けてきたからこその必然だった。さあ、2025年スポーツ界で最も輝いた男の声を聞こう。
 発売中のNumber1136号に掲載の[Number MVPインタビュー]坂井瑠星「楽観を排した負けないための思考」より内容を一部抜粋してお届けします。

“動物初”のナンバーMVP賞受賞

――ナンバーMVP賞受賞、おめでとうございます。競馬界では2005年武豊騎手以来、2人目の受賞です。

「ありがとうございます。ずっと憧れだった武豊さん以来ということが嬉しいですし、フォーエバーヤングが動物初の受賞ということも嬉しいです」

――動物初という肩書きに喜んでいましたね。

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「フォーエバーヤングには『お前はすごいんだぞ。ここに名前を刻んだんだぞ』と伝えたいです(笑)」

――2025年の快挙を振り返りましょう。まずは2月のサウジカップ。獲得賞金世界歴代1位の香港馬ロマンチックウォリアーに一度はかわされながらも、ゴール直前で差し返すドラマティックな内容で世界最高賞金レースを勝ちました。

「考え得る一番いい形で、ロマンチックウォリアーを外から被せてレースができました。4コーナーで相手がいい勢いで来たので『やっぱり来たな』と思いましたけど、馬を信じていたので、負けると思った瞬間はありませんでした」

――秋にはアメリカのブリーダーズカップクラシックを制覇。ダート競馬の世界最高峰レースと言われる一戦で、日本調教馬も日本人騎手も勝つのは史上初でした。レース前から馬の状態が良かったとか。

「完璧でした。追い切りは矢作芳人調教師や厩舎スタッフと相談して、4コーナーから早めに追うことにしました。いつものレースぶりや前年のブリーダーズC3着の経験を踏まえて、3~4コーナーでの動きがポイントになると思い、それを少しでも補える調教を、ということです。事前に色々考えていても上手くいかないのが調教やレースですけど、思った通りの追い切りができて、『100点満点』とコメントしました。そんなことを言ったのはたぶん初めて。それくらい良かったですし、それまで感じていた馬体の左右差も少なくなっていましたね」

「これは勝たないといけないやつだ、と思いました」

――そうなると、チームの雰囲気も高まりそうです。

「レース前日にご飯を食べている時にみんなが『勝ったらどうしよう』ではなくて、『もし負けたらどうする?』みたいな話をしていました。勝つ前提になっていて、これは勝たないといけないやつだ、と思いました」

【次ページ】 「普段通り乗ったまでです」

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#矢作芳人

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