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700万DL超え ウマ娘ファンにも知ってほしい「モチーフの馬はめっちゃ強かった!」メインキャラ3人の偉業とは
text by
河村鳴紘Meikou Kawamura
photograph by©Cygames, Inc./Keiji Ishikawa
posted2021/05/30 06:00
「ウマ娘」でも楽しめる日本ダービー。優勝馬は「ダービー馬」ならぬ「ダービーウマ娘」と呼ぶ
現実世界では、あの武豊騎手に「ダービージョッキー」の称号をはじめてプレゼントした馬がスペシャルウィークでした。武騎手はそれまで有力馬に乗っても、なぜかダービーでは勝てなかったのです。ところがその後、アドマイヤベガ、タニノギムレット、ディープインパクト、キズナでダービーを制しました。
翌年は天皇賞・春秋とジャパンカップも制したスペシャルウィークでしたが、その年に最も活躍した馬を選出する「年度代表馬(1999年度)」はエルコンドルパサーに奪われて落選。グラスワンダーとともに特別賞を受賞しました。その結果に競馬ファンから賛否両論の声が上がったことも、スペシャルウィークの強さを表しているでしょう。
アニメ2期)トウカイテイオーは「こんなに強かった」
アニメ2期の主人公・トウカイテイオーは、「ダービーウマ娘」のなかで、ウマ娘ファンにとっても、競馬ファンにとっても、特に印象深いキャラクターかもしれません。
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『ウマ娘』では、快活な「ボクっ娘」として登場しますが、ゲームのスキルも「位置取り」関連が多いあたりに、センスのあるレース運びを得意としていた「らしさ」が反映されています。そのぶん、大敗が目につくのですが、実際の戦績は12戦9勝と非常に優秀な競走馬でした。