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“大谷翔平とイチローの使用バット”保有のコレクターが知る入手方法って? 元祖二刀流・ルース“伝説の1本”は今や1億円超!
text by
AkiAki
photograph byAP/AFLO
posted2021/05/25 11:01
誰もが欲しい大谷翔平のバット。MLBでは折れたバットなら手に入るらしい
ルースなど“1億円超バット”が数本存在する
日本のプロ野球だと折れたバットは箸として再利用されることがほとんどで、他には各球団主催の抽選会などでプレゼント、もしくは選手自身を通して流通するケースがある。MLBのような取り組みをしようとしている球団はまだ僅かだと思うので、今後の各球団の取り組みにも注目したい。
今年はまだ大谷のバットはMLBオークションでは出品されていない。そのためいくらで買えるのかはまだ分からないが、このままの活躍を続ければ、将来的には歴史的な逸品になることは間違いないだろう。
ちなみに現時点で参考にしてしまうのは適当ではないと思われるが、大谷と比較されることの多いベーブ・ルースが1923年の旧ヤンキース・スタジアムがオープンした日、その試合ホームランを打ったバットは、2004年のオークションで126万5000ドル(約1億3000万円)の値が付いたと言われており、他にも1億円レベルのバットがこの世に数本存在しているという。
100年後、「100年前にイチロー・大谷という伝説の日本人野球選手がいたんだよ……」と語り継がれる未来が訪れるような活躍を期待しながら、応援を続けたいと思う。
リアル二刀流で初勝利、投じたボールの価格は……
追伸:なお先般、第2弾の最後に紹介した大谷翔平のリアル二刀流での初勝利試合のMLBオークションが先日終了し、実際に大谷が投じたボールが約16万4000円、その試合で大谷が打ったツーベースヒットのボールがなんと45万3000円という高値で落札された。メモラビリア業界での大谷への注目も確実に高まっている。
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