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ロッテ佐々木朗希(19)の原点は“高2秋の7失点”…いよいよ一軍デビュー「楽しまないとダメかなと思う」【登場曲は人気女性シンガー】 

photograph byKYODO

posted2021/05/16 06:01

ロッテ佐々木朗希(19)の原点は“高2秋の7失点”…いよいよ一軍デビュー「楽しまないとダメかなと思う」【登場曲は人気女性シンガー】<Number Web> photograph by KYODO

5月16日西武戦に登板予定の佐々木朗希。怪物と呼ばれた青年の一軍デビュー戦となる

「なんで打たれたのだろうといろいろと考えた。映像を見たり、人の話を聞いたりプロのインタビューを見たり。答えはもちろん1つではなくていろいろあるのだろうけど、その中で行きついた答えが1つあった」と今でも当時を悔しそうに振り返る。

 それは打ち取り方だった。完璧にこだわり、圧倒的な投球にこだわり、三振にこだわってきた。結果、自身のリズムを崩し、力みを生み、体力は消耗していった。しかし本来、野球はアウトをとればいいのである。その原点に立ち返るキッカケとなった試合だった。

「中学校の時や高校時代もそれまではファウルを打たれるのも嫌なところがあった。当てられたと思ってしまった。でも本来はファウルでもストライクを1つとれる。そう考えるようにした。外野フライでもそう。いい当たりをされてフェンス手前でアウトになっても完全に抑えて浅いフライで打ち取ってもアウトはアウト。変わりはない。ああ、自分に欠けていたことは、これだなと確信した」

相手をアウトにすることが一番大事

 意識を変えた佐々木はその後、怪物への道を突き進んでいった。高2秋準決勝で負けた悔しさを胸に成長を続けていった。2019年ドラフト会議で4球団競合の末、千葉ロッテマリーンズにドラフト1位で入団。そして2年目の今、満を持してデビューの時を迎えようとしている。その原点は高2秋に味わった悔しさ。だから今年5試合に先発した二軍の公式戦の中で6回を65球、無失点に抑えた試合をベストゲームと考える。

「空振りをとれなくてもなんとも思わない。ストレートでファウルをとれたらいい。投げた試合でも相手がストレートを狙ってきている中でファウルをとれた。それはすごく良かった。先発投手としては球数を少なくてしてイニングを稼ぎたい。相手をアウトにすることが一番大事だと思う」

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佐々木朗希
千葉ロッテマリーンズ

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