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アスリートの本音「何のための東京五輪なのか」「全員が五輪賛成は難しい」大迫傑、桐生祥秀、奥原希望らに直撃取材
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Number編集部Sports Graphic Number
posted2021/04/15 17:00
Number1025号「オリンピックの話をしよう。アスリート50人が語る東京五輪」
「これまで五輪はスポーツを楽しむためのものでしたが、コロナ禍で社会的問題などが一気に顕在化しました。開催するかしないかも含めて、こんなに議論が交わされたことがあったでしょうか。何のための五輪なのか。東京五輪はそれを見つめ直すいいタイミングだったのではないかとさえ感じています。そして私たちアスリートは、スポーツの価値を伝えるような試合を見せないといけない」
同じくリオ五輪で銅メダルを獲得したカヌー界のパイオニア・羽根田卓也は、2021年に東京2020が開催される意義を「無形のレガシー」と表現した。
「スポーツという垣根、枠を超えて、人類の知見やノウハウを集めて、感染症を乗り越えてできることがレガシーになる。それは後世にも伝えられるのではないでしょうか」
Number1025号では、現役アスリートの他にも歴代の金メダリスト、北島康介、高橋尚子、室伏広治、野口みずき、冨田洋之らが、今だからこそ語るオリンピック秘話も満載です。また、競泳日本選手権で4冠を達成し、東京五輪出場を決めた池江璃花子のレポートもお届けします。ぜひご覧ください。