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【大阪杯】「二強」崩した6戦6勝の良血馬・レイパパレのスケールはどれくらい? コントレイル“3着”の敗因とは 

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島田明宏

島田明宏Akihiro Shimada

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photograph byKyodo News

posted2021/04/05 11:20

【大阪杯】「二強」崩した6戦6勝の良血馬・レイパパレのスケールはどれくらい? コントレイル“3着”の敗因とは<Number Web> photograph by Kyodo News

無傷の牝馬、レイパパレ(左)が1番人気のコントレイル(黄帽)、2番人気のグランアレグリア(桃帽)を下して大阪杯を制した

デアリングタクトとの対決が楽しみに

 コントレイルは、ゴール前でグランアレグリアを競り落としたものの、伏兵のモズベッロに差されて3着に終わった。道中の位置取りが後ろになり、3コーナーから差を詰めることで消耗した感があった。

「長い距離を中心に使ってきたので、前半のスピードの乗りからあの位置になった」と福永がコメントしていたように、上手く流れに乗ることができなかった。さらに、向正面でノメり、直線ではいつもよりストライドが小さくなっていたように見えた。道悪がこたえたのかもしれない。

 グランアレグリアも、直線で、これまでのような爆発力が見られなかった。道中は上手く折り合っていたのだが、こちらも滑る馬場が合わなかったのか。

 ともに本来の瞬発力を発揮できずに終わったが、それでも「さすが」と思わせるレースを見せ、大きく崩れることはなかった。

 レイパパレの次走は未定だが、昨年、この馬が除外された秋華賞を制して無敗の三冠牝馬となったデアリングタクトとの対決がさらに楽しみになった。

「牝馬の時代」はつづいている。

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