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覚醒した“鯉のプリンス”、堂林翔太のセンター中心主義。~去年の14本のホームラン~
posted2021/03/20 07:00
![覚醒した“鯉のプリンス”、堂林翔太のセンター中心主義。~去年の14本のホームラン~<Number Web> photograph by KYODO](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/f/7/1500wm/img_f790bce5ec3e3347890b936c182ea16f459710.jpg)
昨季走攻守で成長を見せた堂林。18失策は両リーグワーストながら、一塁手としては65試合出場で無失策だった
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![石田雄太](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/-/img_63c0172edf1a3eec5d5017836b5eb9301895.jpg)
石田雄太Yuta Ishida
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KYODO
球史を紐解くと『プリンス』と呼ばれた選手が何人か挙がってくる。古くは'60年代、“甲子園のプリンス”と騒がれた太田幸司、'70年代に“慶應のプリンス”と呼ばれた山下大輔、'80年代には“球界のプリンス”と称された原辰徳がいる。'90年代は“虎のプリンス”新庄剛志が、2000年代には日本語バージョンのプリンス、“ハンカチ王子”の斎藤佑樹が一世を風靡した。
そして2010年代と言えば“鯉のプリンス”、堂林翔太である。一軍デビューを果たしたのが3年目の2012年、堂林は全試合に出場して、チーム最多となる14本のホームランを放った。同時にエラーが多く、三振も多い堂林の派手なプレーは、カープファンの心を惹きつけた。
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