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「修論が大変そうで…」初優勝した大栄翔27歳は“現役大学院生” 文武両道の関取にあえて聞いた「結婚願望は?」
text by
飯塚さきSaki Iizuka
photograph byJiji Press
posted2021/02/05 11:03
初優勝し、八角理事長(元横綱北勝海)から賜杯を受け取る大栄翔
大栄翔 同じゼミの人と一緒に、ZOOMで話を聞いています。自分は知らないことがたくさんあるので、違う分野の人の意見を聞いていると本当に勉強になるなと思いますし、自分が発表するときもあります。人の話を聞いているときは、相撲界と比較したりあてはめたりしながら聞いて、自分が発表するときは、相撲界の事例を話しています。
――本業がありながらの学びなので、両立は大変だと思いますが、ステイホームが推奨されるいま、勉強時間が確保できて充実していそうですね。
大栄翔 そうですね。来年の春に卒業なので、修論が大変そうだなと思っていますが、いまは充実しています。
ウクレレも始めました
――自粛期間でウクレレも始めたと聞きましたが。
大栄翔 はい、始めたんですけど、センスがないのであんまり上達できていないです。相撲と一緒で、ちょっとずつちょっとずつうまくなれれば……(笑)。
――なぜまた、ウクレレを選んだんですか。
大栄翔 それも、親方がやっていて勧められたので始めたんです。親方は結構弾けます。でも、自分は指が太いんで、押さえるところをうまく押さえることができないから難しいんです。
「結婚願望は…あんまりないですね」
――本当にいろんなことにチャレンジして、ゆったりする時間はなさそうですね。プライベートでは、仲のいい貴景勝関がご結婚されて、自分もしたいなあと思うことはありましたか。