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「修論が大変そうで…」初優勝した大栄翔27歳は“現役大学院生” 文武両道の関取にあえて聞いた「結婚願望は?」
text by
飯塚さきSaki Iizuka
photograph byJiji Press
posted2021/02/05 11:03
初優勝し、八角理事長(元横綱北勝海)から賜杯を受け取る大栄翔
大栄翔 それはあんまりないですね。いまのところ結婚願望はありません。相撲界の仲間には既婚者も増えてきましたが、同い年の周りの友達にはそこまでまだ多くないし、あまり考えたこともないです。
――以前お話ししたときは「一人暮らしが寂しくて、結局部屋に戻ってみんなといる」なんておっしゃっていましたが、一人暮らしも慣れてきて楽しめているのでは?
大栄翔 正直言うと、そうですね。いまは一人暮らしが気楽なんです。
――充実した生活をお過ごしですしね。たくさんの学びや経験を与えてくださっている親方も、今場所は同部屋の剣翔関の十両優勝もあり、とっても喜ばれているのではないでしょうか。
大栄翔 本当にそうですね。ダブル優勝できて、いい新年の始まりになりました。
――次の目標は、ずばり大関取りですか。
大栄翔 いえ、まだ関脇で勝ち越したこともない人が「大関取り」なんて言ったら笑われちゃいますので、次は関脇で勝ち越し以上が目標です。「目指すは横綱」なんて言われることもありますけど、いまは一番しなきゃいけない稽古をして、一つ一つ、頑張りたいです。
――これからも応援しています。お忙しいなかありがとうございました!
大栄翔 はい! ありがとうございました!
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