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阪神がドラフト1位、近大・佐藤輝明を引き当てたのは…監督が「“勝負パンツ”を封印した」から? 

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プチ鹿島

プチ鹿島Petit Kashima

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posted2020/11/01 11:03

阪神がドラフト1位、近大・佐藤輝明を引き当てたのは…監督が「“勝負パンツ”を封印した」から?<Number Web> photograph by KYODO

巨人・オリックス・ソフトバンクが1位指名で競合するなか、阪神の矢野監督がくじを引き当て、佐藤輝明選手(近大)との交渉権を獲得した

 横浜DeNAは入江大生投手(明治大)を単独指名で今年も「やった」。これを予想していたのはスポーツ報知。お見事。

 横浜は2位では牧秀悟・内野手(中央大)を指名。事前予想で1位候補に挙げられていた選手の交渉権を2つ獲得。横浜のドラフト戦略は来年も注目です。

巨人のくじ運の悪さは「呪い」なのか?

 ここにきてドラフト会議がすっかりネタ化されているのが巨人。

『え?原巨人に坂本勇人 1位外したけど話題性1位』(スポーツニッポン10月27日)

 看板選手と同姓同名の唐津商高の捕手「坂本勇人」が育成6位。SNSでも話題となった。

 巨人のドラフトのくじ引きの弱さは「昭和、平成の呪い」だろう。昭和の江川事件や桑田指名、平成初期~中期の自由枠(希望入団枠制度)でのやりたい放題があったから令和ではそのしっぺ返しがしばらく続くのでは。

 その一方で、ここ数年の巨人はドラフト下位や育成枠で指名した選手の活躍が目立つので実はしっかりキャラ変してるともいえる。今後もその年の人気ナンバーワン選手の抽選に参加して外れ、その「セレモニー」が終わってからがスカウトの腕の見せ所なのかもしれない。

もし古巣に福留が戻ってきたら……

 夢があるのは中日だなぁ。

『竜一本釣り 1位高橋宏斗 3年連続竜Jr.出身スター』(東京中日スポーツ10月27日)

 中日は中京大中京高の高橋宏斗投手を1位指名。18年の根尾昂(大阪桐蔭高)と、19年の石川昂弥(東邦高)に続いて3年連続地元スターの高校生。

 もしですよ、福留が古巣に戻ってきて根尾を指導する絵が実現したら。夢があるなぁ。

 というわけでドラフト会議を伝えるスポーツ紙は今年も読みどころ満載でした。

 以上、スポーツ新聞時評でした。

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