オリンピックPRESSBACK NUMBER
18歳の女子高生サーファー・松田詩野は成長中! 輝く笑顔の波乗り娘が進むオリンピックに続く道
text by
矢内由美子Yumiko Yanai
photograph byKyodo News
posted2020/10/22 11:02
決勝を終えて脇田紗良(左)とハイタッチを交わす松田詩野。オリンピックへ成長を続けている
止まらない18歳の波乗り娘
19年9月に宮崎県で開催されたワールドサーフィンゲームズ(WG)でアジア最上位の15位に入り、条件付きで東京五輪の出場権を手にした。東京五輪の出場が確定するのは、来年5月にエルサルバドルで開催が予定されているWG後となる。
松田の次の試合は、10月31日に東京五輪会場である千葉県一宮町で開幕するジャパンオープン(無観客試合)。昨年勝ったこの大会で2連覇することが目標だ。松田はすでに出場が決まっているが、東京五輪最終予選に相当するエルサルバドルWGの出場権が懸かっている選手も多く、熱い戦いが繰り広げられることになる。
「ジャパンオープンで優勝したらWGに良い弾みになる。優勝してその後の試合に向かいたいです」
7カ月ぶりの大会で入ったスイッチ。18歳の波乗り娘は成長を加速させていきそうだ。
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。