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卒論はドラフト会議のマッチング研究 文武両道を地で行く筑波大理系右腕に注目 

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高木遊

高木遊Yu Takagi

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posted2020/10/03 11:00

卒論はドラフト会議のマッチング研究 文武両道を地で行く筑波大理系右腕に注目<Number Web> photograph by Yu Takagi

体育専門学群ではなく、筑波大・理工学群の社会工学類に所属する奈良木。大学ラストシーズンで頭角を現してきた

卒論のテーマは「マッチング」

 卒業論文も現在研究および執筆中で、テーマはマッチング。恋愛から転職など様々なものがあるが、奈良木はプロ野球のドラフト会議を研究。どういう制度ならば最も選手と球団の双方にとってメリットがあり、球界全体での戦力均衡に繋がるかということを研究しているのだという。

 ドラフト会議まで公式戦は残り3試合。「今週の牛久(会場)での2試合が勝負だと思っています。しっかり調子を合わせていきたいです」と平常心を大事にしながらも、力強く決意を語った。

 10月26日のドラフト会議で奈良木とマッチングを果たす球団は現れるのか。短いイニングを任されているだけに、その一球一球に魂を込め、最善を尽くす。

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