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ドラ1候補、智弁学園・前川右京が登場!
153キロ右腕、中京大中京・高橋宏斗と対決。
【甲子園高校野球交流試合】前半戦の見どころ。
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byHideki Sugiyama
posted2020/08/09 20:00
2020年甲子園高校野球交流試合は8月10日に幕を開ける。
3日目 8月12日(水)
1戦目 智弁学園(奈良)-中京大中京(愛知)
智弁学園は強力な打線が持ち味。4番・前川右京の昨秋の打率は5割8分6厘。圧倒的な打力で来年のドラフト1位候補にも挙げられる実力者だ。前川をはじめとする打線が中京大中京のエースを打ち崩せるか。
春夏計11回の歴代最多優勝校である中京大中京は、今年6月に最速153キロを記録した高橋宏斗に注目だ。球速のみならず変化球のキレも抜群な高橋、初の甲子園ではどんな投球を見せてくれるのか。
2戦目 鹿児島城西(鹿児島)-加藤学園(静岡)
鹿児島城西は2018年1月に元プロ野球選手の佐々木誠監督が就任しており、初の甲子園となる。これまで切磋琢磨してきた八方悠介と前野将輝の2投手が実力を発揮できるかが鍵を握る。
加藤学園の大黒柱は肥沼竣。スタミナが強みで昨秋の公式戦10試合で完投している。チーム最多本塁打の大村善将、打率トップの杉山尊らを中心に肥沼を援護し、悲願の甲子園で初勝利を収めたい。