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19歳安田祐香が描くゴルファー像。
「キレイな女性に」の真意とは? 

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桂川洋一

桂川洋一Yoichi Katsuragawa

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photograph byYoichi Katsuragawa

posted2020/08/04 07:00

19歳安田祐香が描くゴルファー像。「キレイな女性に」の真意とは?<Number Web> photograph by Yoichi Katsuragawa

「プラチナ世代」の1人として期待を背負う安田祐香。アース・モンダミンカップでプロデビューを飾った。

「プラチナは……まだ豪華だなあ」

 畑岡奈紗、渋野日向子らが牽引する1998年度生まれの「黄金世代」に続けと、安田たちは「プラチナ世代」、あるいは生まれ年の2000年から「ミレニアム世代」と呼ばれて久しい。

 今のところ「ミレニアムのほうが」しっくりくる、というのが安田の本音。「黄金世代はすごい選手が、めっちゃいるじゃないですか。プラチナは……まだ豪華だなあって思います」と、現段階での立ち位置も冷静に捉えている。

「アマチュアの時は賞金も気にせず、ひとつの試合に挑戦するだけというのが続いた。でもプロでは賞金ランクも大事で、1試合が来年にも、その先にもつながっていく違いがある」

 ビジョンはより長期的になった。

キレイ=自分の意見を持つ。

 ミレニアム生まれの彼女たちの年齢を把握するのは、とてもカンタン。安田は今年のクリスマスイブの日に20歳になる。

 姉妹でシェアしていた子ども部屋は、この春に姉が独立したことで1人部屋になった。ベッドを新調し、家族のリビングのテーブルも自分好みにした。

「机の半分くらいに、荷物を置いちゃう家族なんですよ。それがイヤで! 私が選びました(笑)」

 開幕戦で手にした“初任給”で、自分へのご褒美に三つ折りの小さな財布を買った。

「そこまで高くはないですよ。6万円、7万円……なんていうのはまだ手が出ません」

 大人としての一歩、プロゴルファーとしての一歩を日々、交互に踏んでいるようでもある。

 プロ転向直後、目標とする将来像に「尊敬されるゴルファー」を掲げた。

 では、ひとりの女性として頭に描くのはどんな姿だろう。

「考えたことがないですね。うーん。でも……“キレイな女性”になりたい。キレイっていうのは……自分の意見を持っている人、かな」

 背筋に芯を通し、ちょっと照れながら言った。

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