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ロッテ、延長の末オリックス戦制して7連勝!
ルーキー佐藤都志也のプロ初安打でサヨナラ勝利!
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byHideki Sugiyama
posted2020/06/27 17:55
ロッテのマスコットキャラ、マーくん(撮影別日)
<6月27日 パ・リーグ>
ロッテ 2-1 オリックス
オ 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 : 1
ロ 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1× : 2
勝:ハーマン 2勝0敗
負:澤田圭佑 0勝1敗
ロッテは27日、ZOZOマリンスタジアムで行われたオリックス戦を制した。
1回表、オリックスのトップバッター中川圭太がいきなり先制ホームランを打ち込み試合の幕が上がった。ロッテもすかさず反撃。最初に打席に立った荻野貴司からツーベースヒットが飛び出し、その後盗塁に成功すると無死三塁のチャンスを作る。続く岡大海のサードゴロで荻野が本塁に生還。同点に追いついた。
しかしその後は両軍共に好投、好守備を見せ、2回以降膠着した試合展開となった。ロッテ種市篤暉、オリックス田嶋大樹と、両ピッチャーの互いに譲らぬプレーで三者凡退が続出。ハイペースで試合が進んだ。
7回裏、ロッテ清田育宏がヒットで出塁すると代走には支配下契約から間もないロッテの俊足、和田康士朗が入った。続いて打席には好調のレアードが入ったものの、田嶋の好投で空振り三振。ここで和田が盗塁に成功して二死二塁と試合が動き出すかに思われた。だが打席に入った中村奨吾を田嶋に代わってマウンドに上がった比嘉幹貴が抑え、ロッテはチャンスを活かしきれなかった。
続く8回裏にもロッテが再びチャンスを迎える。2つのフォアボールで一死一、二塁。ここで打席に立った荻野はストレートを狙って打つもセンターフライで二死。続く岡大海も三振、再びチャンスを逃した。
9回表にはオリックスが動いた。T-岡田のヒットで出塁すると、代走の佐野皓大が盗塁に成功。続くロドリゲスが二死二塁の場面でヒットを打ち、佐野が生還するかと見えたが、タッチアウトでチェンジ。勝ち越すことはできなかった。
9回裏ロッテは無死満塁のチャンスを作る。しかし、来日から間もないヒギンスに抑えられ、二死から代打で打席に立った角中勝也もチェンジアップに空振り三振。決定機を逃して試合は延長戦に突入した。
10回裏、ロッテ藤岡裕大がフルカウントの後もファウルで粘り14球目のボールで出塁。二死一、二塁のチャンスで、代打で出たルーキー佐藤都志也が右前打を放った。佐藤のプロ入り初ヒットはサヨナラ打となり、ロッテは7連勝を達成した。