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ISUのオンラインレッスンで
宇野昌磨らと一緒に鍛え、楽しむ!
text by
野口美惠Yoshie Noguchi
photograph byAsami Enomoto
posted2020/05/20 17:00
オンラインレッスン『KEEP TRAINING!』に参加しているランビエルコーチ(左)と宇野昌磨(写真は2019年全日本選手権でのもの)。
3日間、歩くことも出来ないほどの筋肉痛に。
この後も、いくつかのトレーニングに参加したが、最もハードだったのは、平昌五輪のペアで6位の功績を残し、コーチに転身したホタレック氏によるジャンプトレーニング。回転軸を作るためのコツを細かく伝授してくれる内容だった。
腕の締め方、足をクロスさせるコツ、顔の向き、腰の捻り方など、1つ1つを分解して練習。回転の角度も、90度回転から始まり、180度、1回転、2回転と、ゆっくり増やしていくことで、普段よりも真っ直ぐな軸で回転できるようになった。
しかし、氷上練習から遠ざかっておよそ1カ月。日常生活で最も行わない、ジャンプの動作を繰り返したことで、足への負担は予想以上。オンライントレーニングの翌日から3日間、歩くことも出来ないほど、ふくらはぎが筋肉痛になった。
このほかにも、アリョーナ・サフチェンコによる筋力トレーニングなどもあり、興味深いレッスンがたくさんある。
『KEEP TRAINING!』をすべてこなせば、氷上練習を再開するころには、『KEEP』どころか、進化した身体になっていることだろう。こんな素晴らしい企画をしてくれた国際スケート連盟、そして秘密を伝授してくれたコーチ達には、感謝しかない。
緊急事態宣言が解除されたあとも、このレッスン動画を永久保存して、繰り返していこうと誓った。
KEEP TRAINING!
【シリーズ1】
https://www.isu.org/isu-news/news/145-news/13141-isu-centers-of-excellence-offer-the-keep-training-series?templateParam=15
【シリーズ2】
https://www.isu.org/isu-news/news/145-news/13162-continue-to-keep-training?templateParam=15
【シリーズ3】
https://www.isu.org/isu-news/news/145-news/13175-keep-training-figure-skaters?templateParam=15