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ISUのオンラインレッスンで
宇野昌磨らと一緒に鍛え、楽しむ!
text by
野口美惠Yoshie Noguchi
photograph byAsami Enomoto
posted2020/05/20 17:00
オンラインレッスン『KEEP TRAINING!』に参加しているランビエルコーチ(左)と宇野昌磨(写真は2019年全日本選手権でのもの)。
お互いの近況報告も楽しみの1つ。
右と左の動きを交互に繰り返すトレーニングの途中で、ランビエルが島田に対して「どっちが得意、不得意というのは感じた?」と質問。すると島田が「同じです」と答え、「それは良いことだね!」とアドバイスしていた。
休憩タイムでお互いの近況報告をするのも、オンライントレーニングの楽しみの1つ。
「みんなのいる場所はどんな天気?」と聞くとボロソジャルが「モスクワは雪が降っているわ」、アイスランドの生徒が「こっちも雪です」と答えると、ランビエルが「スイスは夏みたいに暑いよ!」と答えていた。
ペアの技の奥深さ。
また途中で、トランコフがボロソジャルをバーベルの代わりに抱きかかえて持ち上げるという、筋力トレーングを披露。トランコフの腕力とボロソジャルの体幹があってこその驚異的な技だった。
バシリエフスが真似しようと、ランビエルを抱えて持ち上げたものの、よろけて持ち上げることはできず、笑いを誘った。
60分のレッスンの最後にランビエルは「今はスケートがとても恋しくてたまりません。いつでも再開できる準備をしておくことが大切です。皆さんもStay Home 、そしてStay Shapeですよ」と挨拶した。
ここで動画が終わるのかと思いきや、バシリエフスが「さっきのトランコフのトレーニングをもう1回見たい」と言いだし、そのコツを2人が説明するというオマケも。ボロソジャルが、「コツは持ち上げられる女性側にあります。(ツイストリフトで回転する時のように)身体を締めて、自らも上にロールアップします」と解説。ペアの技の奥深さを感じさせた。