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センバツの注目投手&打者は?
1週間500球実施で継投策が重要に。 

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小関順二

小関順二Junji Koseki

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photograph byKyodo News

posted2020/01/28 11:40

センバツの注目投手&打者は?1週間500球実施で継投策が重要に。<Number Web> photograph by Kyodo News

今大会より球数制限が実施されることで、継投策がより重要となる選抜大会。中京大中京のエース高橋宏斗(写真)ら好投手の活躍にも注目が集まる。

昨年夏に投げ合った岩崎、中森も注目。

 近畿勢も好投手が多い。天理の達孝太(2年)は近畿大会決勝で大阪桐蔭戦の強力打線を7回終了まで1失点に抑え、12-4で大勝する下地を作った。

 大阪桐蔭は左腕、藤江星河(3年)を筆頭に、申原理来(3年)、左腕の松浦慶斗(2年)、竹中勇登(2年)、関戸康介(2年)と140キロを超える本格派が5人揃う。

 履正社の岩崎峻典(3年)は昨年夏の甲子園大会準決勝、明石商の中森俊介(3年)と先発で投げ合い、9回、10三振完投して全国に名前が知れ渡った選手。中森の146キロに対し145キロと球速では1キロ劣ったが、スローカーブ、スライダー、フォークボールの精度が高く、明石商の強力打線を1点に抑えた。

 その中森は試合によって好不調の波があるが、昨年夏の甲子園大会2回戦でぶつかった花咲徳栄を3失点完投に抑え、ストレートは最速147キロを計測した。智辯和歌山の小林樹斗(3年)も夏の甲子園大会1回戦、米子東戦の9回表に登板して4、5番を146キロ、148キロのストレートで空振りの三振に仕留め、中森と並ぶドラフト1位候補にのし上がった。

井上、西川、来田らの期待値が高い。

 野手は入江大樹(遊撃手・仙台育英3年)、井上朋也(外野手・花咲徳栄3年)、神里陸(捕手・東海大相模3年)、西川僚祐(外野手・東海大相模3年)、内山壮真(捕手・星稜3年)、知田爽汰(三塁手・星稜3年)、中山礼都(遊撃手・中京大中京3年)、西野力矢(三塁手・大阪桐蔭3年)、小深田大地(三塁手・履正社3年)、来田凉斗(外野手・明石商3年)、河西陽路(一塁手・天理3年)、奥野翔琉(外野手・明徳義塾3年)……等々の期待値が高い。

 名前を挙げた以外では、川瀬堅斗(投手・大分商3年)と八方悠介(投手・鹿児島城西3年)が気になっている。まだ試合を見られていないのだが、評判の145キロ超えストレートを誇ると聞いた。どれくらい威力があるのか、早く甲子園球場のマウンドで見てみたい。

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