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ジャパンカップ史上初の外国馬ゼロ。
強い日本馬と、集った世界の名騎手。
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![島田明宏](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/d/c/-/img_dc43f384ba4fc9b5cf3d05b268d3384f15734.jpg)
島田明宏Akihiro Shimada
photograph byAFLO
posted2019/11/23 19:00
![ジャパンカップ史上初の外国馬ゼロ。強い日本馬と、集った世界の名騎手。<Number Web> photograph by AFLO](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/b/9/350/img_b9567697e65ff144e6c3b589d591eebb153251.jpg)
2019年は6、5、4着と苦しんでいるが、レイデオロのスケールのサイズに疑いはない。
友道厩舎の馬がなんと5頭!
本来の主役である馬のほうはどうかというと、マカヒキ、レイデオロ、ワグネリアンという3世代のダービー馬、一昨年の勝ち馬シュヴァルグラン、昨年の3着馬で大阪杯などを勝っているスワーヴリチャードなど、なかなかのメンバーだ。
突出した存在はおらず、どれが1番人気になるのか予想するのも難しいが、ここで印を。
◎レイデオロ
○ユーキャンスマイル
▲ムイトオブリガード
レイデオロは東京芝コースだと4戦3勝2着1回とパーフェクト。ユーキャンスマイルは強い4歳世代の1頭で、完成に近づきつつある。ムイトオブリガードも東京が得意だし、金曜日からの雨で馬場が緩むようなら、ルーラーシップ産駒だけにチャンスがひろがる。
外国馬が1頭もいないかわりに、友道康夫厩舎の馬が5頭(ワグネリアン、ユーキャンスマイル、シュヴァルグラン、エタリオウ、マカヒキ)もいる。それら5頭を含む11頭がノーザンファームの生産馬だ。世界に通用しているのはノーザンファームの生産馬だけではないのだが、印をつけた3頭とも同牧場の生産馬になってしまった。
ともあれ、世界の名手がつどう、チャンピオンディスタンスでの王座決定戦を楽しみたい。
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