話が終わったらボールを蹴ろうBACK NUMBER
攻撃的DF・進藤亮佑、代表初招集。
「名前で守れるぐらいの存在感を」
text by
佐藤俊Shun Sato
photograph byJ.LEAGUE
posted2019/11/13 11:15
今季、30試合で6得点を挙げている進藤。打点の高いヘディングが大きな武器だ。
「カタールW杯でプレーすることが目標」
進藤は23歳とまだ若く、伸び盛りゆえ、短い時間でも試合を経験をすることで加速して成長する可能性を秘めている。森保監督にとってもセンターバックとサイドバックを兼務できる選手が1人いると、チーム編成をする上で非常に重宝するだろう。
ただ、進藤は、控えに甘んじる気持ちはなく、真っ向勝負でポジションを奪う覚悟だ。目指す先にカタールW杯があるからだ。
「カタールW杯でプレーすることが目標です。そこは目指さないといけないところだと思っています」
その第一歩として掴んだチャンス。
活躍すれば代表に定着し、W杯への道が開けるのはもちろん、札幌のユース世代の選手の大きな希望になる。
「名前で守れるぐらいの存在感を出していきたい」
今の進藤なら見せてくれるだろう。