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2季目を迎えるBリーグ開幕。今季台風の目となるチームは?~激戦区となった東地区を横目に、琉球がきそう~
text by
徳原海Kai Tokuhara
photograph byNaoya Sanuki
posted2017/09/29 07:00
9月初頭の関西アーリーカップで優勝した琉球。決勝で14得点の岸本はMVPを獲得。
Bリーグの2年目が始まる。旧NBLとbjリーグが統合し、日本のバスケ界に歴史的な一歩を刻んだ昨季は前年比140%超の入場者数を記録。そんな初年度の盛り上がりを継続的なリーグ発展につなげていくためにも今季は非常に重要だし、だからこそ見どころも多い。
まず挙げたいのは、2チームのB2降格により超激戦区と化したB1東地区。田臥勇太を擁する初代王者・栃木ブレックス、リーグ屈指の資金力をほこるアルバルク東京、観客動員数No.1の千葉ジェッツに、レギュラーシーズン勝率1位の川崎ブレイブサンダースと名門サンロッカーズ渋谷が加わり、レバンガ北海道以外は昨季のチャンピオンシップ進出チームがズラリ揃った。他地区との“格差”感は否めないが、同地区内においてかなりの割合で好カードが観られるため、課題だった千葉、栃木以外の関東圏での観客動員数アップは確実だ。