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“右キラー”秋吉亮が新天地で求められる役割。
~栗山監督のトラウマを消せるか~
posted2019/02/21 15:00

秋吉は12月に高梨裕稔、太田賢吾とのトレードで谷内亮太とともに移籍。2017年WBCでは侍ジャパンでも活躍した。
text by

石田雄太Yuta Ishida
photograph by
Naoya Sanuki
栗山英樹監督にはトラウマがある。去年のクライマックスシリーズ、ファーストステージのホークス戦。1勝1敗で迎えた第3戦、ファイターズが1点差に詰め寄った6回裏、栗山監督は中継ぎとして右のマイケル・トンキンをマウンドへ送った。しかしトンキンはアルフレド・デスパイネ、中村晃に2者連続でホームランを打たれ、たった5球でノックアウト。ファイターズはそのままホークスに敗れ、シーズンを終えた。
「あれは痛かった……だからあの場面で右バッターを抑えられる右ピッチャーがいれば、ああいうことは起こっていないわけでしょ」
