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マリノスから浦和移籍、山中亮輔。
「運命的」な挑戦はリスク承知。
text by
塚越始Hajime Tsukakoshi
photograph byHajime Tsukakoshi
posted2019/02/05 17:00
杉本健勇(右)らとともに浦和に加わった山中亮輔(中央)。自慢の左足が埼スタを沸かせる日は近いはずだ。
6番といえば僕となれるように。
たら、れば、ではある。ただ、そこがターニングポイントになった。山中は「運命的」だと言う。
「そういった運命的なものも、正直なところ感じています。再びあの舞台にまた戻れるように、レッズでしっかりやります」
クラブから提示された背番号6は、柏ユース時代と柏のトップチームに復帰した2015、2016年につけていた番号だ。
「小さい頃からつけてきた番号なので、縁を感じています。『6番』といえば僕だと思ってもらえるように頑張ります」
4月で26歳になる。浦和にはリオデジャネイロ五輪を目指した年代別日本代表で気が合った岩波拓也がいる。鈴木大輔は柏時代からの良き先輩で、千葉出身の長澤和輝とはともに食事してきた仲。「心強い限りです」というチームメイトとともに、「浦和 山中亮輔」が新たな戦いに挑む。