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レアルの凋落が一向に止まらない。
ベティス相手に支配率26%の惨状。 

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横井伸幸

横井伸幸Nobuyuki Yokoi

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posted2019/01/17 10:30

レアルの凋落が一向に止まらない。ベティス相手に支配率26%の惨状。<Number Web> photograph by Getty Images

機能不全に陥ったレアル・マドリー。ロナウドの不在が目立つが、原因はひとつだけではない。

なぜか大物獲得に動かないフロント。

 興味深いのは、こうした状況を目の当たりにしながら、カンフル剤となり得る大物の獲得にクラブが動いていないことである。チームの方針はぶれることなく「若返り」なのだろう。

 当のソラーリもそれを汲んでか、18歳のビニシウスやカンテラ上がりの選手たちの出番を増やしており、ベティス戦ではBチームのFWクリストをリーガデビューさせただけでなく、1週間前に獲得したばかりのブラヒム・ディアスをもピッチに送り出した。同ポジションのイスコがベンチに控えているにもかかわらず……だ。

 ソシオやサポーターが求めているのは、R・マドリーの名に恥じないサッカーと強さ、安定である。

 フロレンティーノ・ペレス会長の辞任を求める声が上がり始めているいま、即時的な変化を示すことができなければ、ソラーリはロペテギの後を追うことになるだろう。

 会長お気に入りのモウリーニョは現在浪人生活を送っている。

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