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4足のわらじを履く網野友雄に学ぶ、
プロバスケ選手のセカンドキャリア。

posted2018/12/28 07:30

 
4足のわらじを履く網野友雄に学ぶ、プロバスケ選手のセカンドキャリア。<Number Web> photograph by TOCHIGI BREX

古巣のブレックスアリーナで12月1日に行なわれた天皇杯2次ラウンドで、白鴎大学バスケットボール部を指揮した網野。

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青木崇

青木崇Takashi Aoki

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TOCHIGI BREX

 3年目を迎えたBリーグが少しずつ発展し、B1選手の年俸も上昇しつつある中、プロのバスケットボール選手は引退後のキャリアをどう過ごすのか? 他のプロスポーツでも言えることだが、同じ世界で活躍の場を継続するのはなかなか難しい。

 しかし、現役時代から自身のキャリアをしっかり設計し、行動に移すことができれば、チャンスは巡ってくる。

 それを体現している人物が、日本代表として2006年の世界選手権に出場した実績を持つ網野友雄だ。

 現在の肩書きは白鴎大教育学部講師、同大バスケットボール部部長兼監督、解説者、栃木ブレックスのアンバサダー。4足のわらじを履いて活動中である。

'06年世界選手権で中軸だった。

 現役時代の網野は、196cmのフォワードとしてトヨタ(現アルバルク東京)、アイシン(現シーホース三河)、栃木ブレックスに在籍した。2001年のヤングメン世界選手権に出場した後、ジェリコ・パブリセビッチ率いる日本代表のメンバーとなり、4年間に及ぶ厳しい練習とチーム内の競争を勝ち抜き、世界選手権に出場している。

「あの4年間は今までの人生の中で、体力的にも精神的にもかなり追い込まれたので、あれ以上辛いことはあまりないだろうなと思っていますね。その前まではアンダー18の佐藤久夫先生(現明成高コーチ)の時がマックスだと思っていたんですけど、大人になってからのジェリコは、その上にきましたね」

 当時をこう振り返る網野は、世界選手権の5試合でチームで3番目に多い平均9.2点をマーク。ハーフタイムの18点リードを逆転されての敗戦となったニュージーランド戦では、折茂武彦(現レバンガ北海道)の14点に次ぐ13点と奮闘していた。

【次ページ】 今でも覚えている悔しい思い。

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