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外国人騎手の8週連続GIが止まるか。
2歳女王の最有力は武豊の騎乗馬?
text by
島田明宏Akihiro Shimada
photograph byNIKKAN SPORTS
posted2018/12/08 08:00
勝ったアルテミスSでは上り3ハロンで33.8という強烈な末脚を繰り出したシェーングランツ。
2年前の状況に少し似ている。
ということで、結論。
◎シェーングランツ
○クロノジェネシス
▲ダノンファンタジー
△ビーチサンバ
×タニノミッション
注トロシュナ
シェーングランツと同じ藤沢厩舎のグランアレグリア(牝2歳、父ディープインパクト)が翌週の朝日杯フューチュリティステークスに回り、そちらでも有力視されている。
そのため、ここを勝った馬がそのまま2歳女王になるとは言い切れないあたり、ソウルスターリングと同じフランケル産駒のミスエルテが朝日杯に回った'16年に似ている。結局、ミスエルテは朝日杯で4着に終わり、阪神ジュベナイルフィリーズを勝ったソウルスターリングが2歳女王に選出された。
同じ父の産駒が朝日杯に回った人気馬が勝つ、というのが「サイン」だとしたら、ここを勝つのはディープインパクト産駒のシェーングランツか、ダノンファンタジーということになる。
はたして歴史は繰り返されるか。それを含めて、乙女たちの戦いを楽しみたい。