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ドルトムントが“モダンジャズ”化。
ファブレ監督とクロップ時代の違い。 

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遠藤孝輔

遠藤孝輔Kosuke Endo

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photograph byUniphoto press

posted2018/11/29 08:00

ドルトムントが“モダンジャズ”化。ファブレ監督とクロップ時代の違い。<Number Web> photograph by Uniphoto press

今季ブンデスで首位を独走するドルトムント。ファブレ監督は今後、世界的名将の評価を手にできるか。

ヘビメタからモダンジャズに。

 ブンデスリーガ公式サイトは、そのサッカーについてこう記している。

「ユルゲン・クロップのドルトムントは“ヘビーメタル・フットボール”だった。ファブレのドルトムントは“モダンジャズ”だ。(選手が)即興的なプレーや個性的な表現を発揮する余地がありながら、すべてが明確な枠組みの中で調和されている」

 就任から半年も経たずして、素晴らしいチームを作り上げたファブレ。まだシーズンの3分の1を消化した段階に過ぎないが、ドルトムントのリーグ優勝への期待は日に日に膨らんでいる。

 6連覇中の絶対王者バイエルンの一強支配に終止符を打ち、自身の履歴書に「ブンデスリーガ制覇」という栄誉を書き込めるか。いや、この勢いでチームをさらに成長させられるなら――。チャンピオンズリーグ制覇も夢ではないかもしれない。

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