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森保Jの“第2次選考”を解説する。
テーマはW杯主力と若手のミックス。 

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二宮寿朗

二宮寿朗Toshio Ninomiya

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photograph byJFA/AFLO

posted2018/10/05 12:00

森保Jの“第2次選考”を解説する。テーマはW杯主力と若手のミックス。<Number Web> photograph by JFA/AFLO

A代表と五輪の監督を兼任するという重責を負いながらも、森保一監督は朗らかな表情を見せることが多い。

3バック? 4バック?

お題3「森保ジャパンのフォーメーションは、コスタリカ戦のように4-4-2が基本になりますか?」

 森保監督は9月、選手たちに「4バックでも3バックでもやれるように」と伝えています。今回も会見で「選手たちは臨機応変に対応力を持ってプレーできるよう」「それぞれが持っている特長を思い切り発揮してほしい」などとコメントしており、システムありきではなく選手が能力を出しやすい形を模索していることはワールドカップで師事した西野朗監督の影響もあるように感じます。

 メンバーを見てみるとシント・トロイデンで3バックの右ストッパーを務めている19歳の冨安健洋が入るなど4バック、3バック両方をにらんでのメンバー選考かなとは感じます。

 槙野智章、佐々木翔、遠藤らもストッパーの経験が豊富です。合宿ではおそらく両方テストしつつ、決めていくと思われます。パナマ戦、ウルグアイ戦でそれぞれ試してみるかもしれません。

 コスタリカ戦では出場機会のなかった冨安については、代表で見てみたい選手の1人です。高さ、強さに加えて足元の技術もあります。シント・トロイデンでもレギュラーを張っており、今回代表デビューを果たせば、注目の存在になりそうな気がします。

 さてさてフレッシュミックスジュースは一体、どのような味になるのでしょうか。

 濃厚で爽快でおいしく飲み干せる味なら、森保監督から「おかわり」の声が聞けるかもしれませんね。

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