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山崎紘菜のラグビー愛が深すぎる。
女優業と1日4試合観戦の超多忙生活。 

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朴鐘泰

朴鐘泰Park Jong Tae

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photograph byAsami Enomoto

posted2018/09/21 07:00

山崎紘菜のラグビー愛が深すぎる。女優業と1日4試合観戦の超多忙生活。<Number Web> photograph by Asami Enomoto

多忙な女優業の合間を縫って、スタジアムへ足を運ぶ。「秩父宮で見かけたら、是非お声掛けくださいね!」

映画の撮影現場でラグマガを読む生活。

――イメージモデル3年目の2015年に、前回のワールドカップがありました。その時は何を?

山崎 試合は長野のホテルで観ました。あの頃、『orange』という映画のロケ地が長野で。南アフリカ戦の翌日は撮休だったので夜中まで起きて、ひとり泣きながら部屋で観て、誰とも感動を共有できませんでした(笑)。あっ、思い出しました。ワールドカップ前にNHKの番組収録があるから、一度東京に戻るよって話があったんです。その予習として、映画の撮影現場でラグビーマガジン読んでました。

――ラグマガ!

山崎 ちょうど撮影セットが高校の教室で、机に座って教科書みたいに読んでました。そしたら共演者たちにすごい言われて。「現場で何読んでるの? 馬鹿じゃないの?」って(笑)。ラグマガは今も読んでますよ。飛行機の中で、次の表紙誰だろうなあ? って考えたり。

――そこまでラグビーに染まっちゃったんですね。

山崎 一昨年の大学選手権が終わった後、私も大学を卒業して、イメージモデルのお仕事から離れたんですけど、その時、ものすごくさびしかったんです。気がついたら、仕事でもないのにラグビーを追いかけている自分がいて。大学4年間は大学ラグビーにつきっきりでしたけど、トップリーグやサンウルブズ、ジャパンにも視野を広げて、まんべんなくラグビーを観始めました。そして気がついたら、今年の1月2日、大学選手権の準決勝を観に、わたし秩父宮にいましたから(笑)。年明けすぐに“秩父宮参り”するのがルーティーンになっちゃって。

ラグビーの見方は「おじさん系」。

――そんなラグビー漬けの山崎さんは、どんな感じで試合を観るんですか?

山崎 たぶん、おじさん系だと思います。

――例えば?

山崎 「2人目遅いよ!」とか。あと、「あまってるよ!」とか。やだ、すごい恥ずかしい!(笑)

――そこにたどりつきましたか。この5年間、正しくラグビーを積み上げてきたんだなと実感しました。ちなみに、1日に最高で何試合くらい観ます?

山崎 4試合ですね。

――よ、4試合!?

山崎 じゃないと、追いつかないんです。サンウルブズの試合とか、仕事が立て込んで追えない時期があって、予定空いた日に4試合観てましたよ。

――選手やコーチはもちろん、記者や解説者といった、いわゆるラグビーでメシ食ってるプロでも、1日4試合の荒行している人は、そういないと思います。

山崎 えっ、やらなくていいのかなあ? でも、それくらいやらないと、認めてもらえないので。すごくラグビーが好きでこの活動しているんだから、認めてもらえるまでやり続けたいと思っています。初めてお会いする方で、どうせ(ラグビー)知らないんでしょ? って態度で来られると、すごい悔しくて。

――いや、もうほとんどの人が太刀打ちできないレベルに達していると思います。

山崎 ラグビーに関して何の肩書きがない1年を過ごして、ようやく気づきました。わたし、本当にラグビーのこと好きなんだなあって。好きだからまたラグビーのお仕事したいなと思っていた矢先に、今回のトップリーグアンバサダーのお話をいただけて、本当に嬉しかったです。

【次ページ】 女優としてのポジションも大きく変わった。

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