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池江璃花子、アジア大会で新次元。
疲労の中で勝ちきる感覚をモノに。 

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田坂友暁

田坂友暁Tomoaki Tasaka

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photograph byAFLO

posted2018/08/22 18:00

池江璃花子、アジア大会で新次元。疲労の中で勝ちきる感覚をモノに。<Number Web> photograph by AFLO

直前のパンパシでは4日間で8種目に出場。今大会も6日間で8種目に出場する池江。

一歩ステップアップになったかな。

 池江は、まさにその準備のまっただ中だ。今年2月の200m自由形で大きく自己ベストを更新して以来、50m、100m自由形とバタフライで自己ベストを連発。春の日本選手権以降、常に自己ベスト、もしくはそれに近い記録をマークし続けている。

「ちょうど良いペース配分を見つけることは、すごく大事だな、と最近思っています。今大会はそれを考えてレースプランを組んで、実行できているので、それはまた、一歩ステップアップになったかなと思います」

 少しずつ池江は世界と戦う準備を始めている。いろいろ試しながら、“勝つ”という感覚を覚えるには、このアジア競技大会は最適の大会だったのかもしれない。

 池江はリレー(4×100mメドレーリレー、4×100mミックスメドレーリレー)2種目と、個人種目は50m自由形を残すのみ。池江の勢いが確実に日本代表にも良い影響を与えており、ほかの選手たちも奮起している。

 その手から8冠こそこぼれ落ちてしまったが、まだ7冠が残っている。中国というライバルを蹴散らし、確固たる自信を手に入れられるのか。池江の残りのレースからも目が離せない。

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