ハマ街ダイアリーBACK NUMBER
メジャー流で好調のDeNA国吉佑樹。
大家友和コーチと「10分ブルペン」。
text by
石塚隆Takashi Ishizuka
photograph byNIKKAN SPORTS
posted2018/06/09 09:00
交流戦では昨季日本シリーズで敗れたソフトバンクを相手に2試合に登板して計4.2回を無失点。
「今より厳しい場面で出られるように」
開幕を一軍で迎えたが、4月6日の広島戦でふくらはぎに打球を受け翌日に登録抹消。ケガを治し、5月24日に一軍復帰。現在はまだ絶対的な存在にはなれずビハインドの場面での登板が多いが、いつか“勝利の方程式”に食い込めるよう国吉は今日も新しい武器となったカットボールを投げる。
「1試合1試合結果を出し、チームの勝ちに貢献し、信頼を勝ち取りたい。中継ぎ陣も疲れが見えてきていますし、いずれは今よりも厳しい場面、大事な試合に自分が代わって出られるようになりたいですね」
国吉は決意している。
「今年こそ、という想いもあるし、今がチャンスだとも思っています。ここを逃したらもう後はないという気持ちでやっていきたい」