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キンカメ勝利で、さんまさん土下座!?
杉本×草野×井崎のダービー裏話。
text by
薦田岳史(Number編集部)Takeshi Komoda
photograph byTakashi Shimizu
posted2018/05/22 08:00
(左から)杉本清、草野仁、井崎脩五郎のお三方が、日本ダービー裏話を明かしてくれた!
たてがみ、44万円でハンマープライス!
草野 それはどうしてですか。
杉本 僕が実況出来ないから(笑)。関西のGIなら僕が実況できる。、宝塚記念で実現しないかと思っていたら、その年の天皇賞・秋でビワハヤヒデが故障してしまって。兄弟対決は実現しなかったけど、どちらが強かったか興味はありますね。菊花賞の実況の時に「弟は大丈夫だ」と言ったのは、兄の故障のことが頭にあったからなんですよ。
草野 そうだったんですか。
杉本 それからナリタブライアンに関しては当時僕が出演していた「とんねるずのハンマープライス」で、たてがみの毛をもらってきて、それが44万で落札されたこともありました。
草野 ナリタブライアンはその後'98年に早逝してますから、今だったらどれくらいの値段がついたでしょうね。
岡部さんも「こんな時代が来るとは」。
井崎 そうそう、当時、藤田七菜子騎手の先輩で、牧原由貴子騎手の食べかけのサイコロキャラメルが、競馬場で行われたチャリティーオークションに出品されて10万円で落札されてましたね(笑)。
杉本 私と一緒にゲストで出演した岡部幸雄さんが「こんな時代が来るとは」と苦笑されていましたね。
井崎 そんなこともありましたね。
草野 ところで'94年のダービー、杉本さんの本命はなんだったんですか?
杉本 僕はスギノブルボンでしたね。
草野 え、そんな馬いましたか。ああ、12番人気ですね。