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ディアドラ、泥だらけの秋華賞制覇。
ルメールの感想は「ごっつあん」。
text by
島田明宏Akihiro Shimada
photograph byYuji Takahashi
posted2017/10/16 11:40
クリストフ・ルメールもディアドラも泥だらけになりながら、念願のGIタイトルを獲得した。
ノーザンファームと数人の有力騎手でGIは的中する?
ソニンクが輸入された2年前にはディープインパクトの母ウインドインハーヘアが輸入されていた。ノーザンファームが現在の強固な牝系を築き上げる基礎となる血を積極的に導入し、大きな花を、長く咲かせつづけていることがわかる。
なお、2着のリスグラシューもノーザンファームの生産馬だ。
ノーザンファームの生産馬と、ルメール、デムーロ、武、横山典弘らの騎乗馬を組み合わせるだけで、一体、いくつのGIを的中させられるのだろう。今週の菊花賞でも有力なコンビが揃う。ノーザン生産のアルアインはルメール、ダンビュライトは武、ミッキースワローは横山、そして、下河辺牧場産のキセキはデムーロとのコンビで参戦する。その是非を云々するつもりはないが、馬券術としてもかなり有力と言えそうだ。