悪い流れを変えられなければ、交代は避けられない。

――ハーフタイムにはどういう話が？

「攻撃になったときには4－3－3みたいな感じで、自分が（低い位置まで）落ちたりして。シャビ・アロンソは（ドルトムントの）トップ下（に当たる部分）にずっといたし、あそこではなかなか受けづらさは感じていたので、そういう意味ではちょっと引いた位置でやろうと思っていたんですけど、あの（後半の）失点があって、そこで交代させられたので。前半も後半も含めて、個人的にもチームとしても完敗というか、認めざるを得ないですけどね」 

――早い時間帯で交代だったのは？

「3点目取られたからね、2点目が必要だし、何かを変えなきゃいけないっていう意味で交代になったわけで。それはもう監督の意図なので、しょうがないです」

――相手は最初、3バックできましたが？

「最初はうまくいっていたので、相手もそれを感じて（4バックに）変えてきたと思いますし。失点がやっぱり、簡単なロングボールと……。まあペナルティ（キック）はカウンター受けてから必死に戻った中でのアレだったんで、そういうところのクレバーさも含めて、個人の力であったり。（相手が点を）獲る時間はいい時間帯だったんで」

圧倒的な個の差を感じた「前の3，4人」。

――カウンターがうまくいかなかったのは、相手が強かった？　それとも自分たちの問題でしょうか？

「いやぁ、俺らの問題じゃないですかね。もっと……結果論ですけど、もっと簡単に。プレーにミスがあったし、スペースも空いてたので。何本かつなげたら、絶対に空いていたので。こういうビッグゲームでね、1つのプレーを大事にしなきゃいけないのは分かるけど、そういうところで精度が低かったですね」

――これでリーグは中断しますが。

「改めて、ここで個人の差を感じたし。力の差を感じたし。このままではいけない、という。上には上がいるし。本当に、この負けをしっかりと噛みしめて。代表は代表で切り替えてやりたいですし。また帰ってブンデスがあるので、もっと、もっと、個人的にも成長しないといけないし。フィジカルもスピードも、すべてにおいて、彼らの前の3，4人は圧倒的な差はありましたから。そこは上を向いて、練習して頑張るしかないですね」