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Jリーグがブンデスの草刈り場に!?
移籍金ゼロでの選手流出を防ぐ方法。 

text by

木崎伸也

木崎伸也Shinya Kizaki

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photograph byMasahiro Ura

posted2011/01/16 08:00

Jリーグがブンデスの草刈り場に!?移籍金ゼロでの選手流出を防ぐ方法。<Number Web> photograph by Masahiro Ura

アジアカップ日本代表としてドーハで練習する、FCアウクスブルクへ移籍した細貝萌

選手だけでなくクラブ側も欧州に学ぶべきものがある。

 この場合、クラブは「契約延長してくれるのなら……」と消極的な思考になり、「契約が残っていても、海外からオファーがあった場合、無条件に移籍できる」といった代理人からの無茶な条件を呑んでしまったりする。

 交渉で負けないためには、クラブ側も駆け引きが必要だ。

 たとえば、もし契約を延長しなければ、今すぐに同じポジションに外国人選手を獲得する、ということをにおわせてもいい。

 すべてのケースにおいて移籍金を取るのはほぼ不可能だが、現在のところドイツのクラブからいいように選手を引き抜かれていることは間違いない。

 選手や監督がヨーロッパから多くのことを吸収しているように、フロント陣も契約延長のノウハウといった知識をもっと貪欲に学ぶ必要がある。

 さもなければ、ドイツ人の強化担当者たちから、笑い者にされ続けることになる。

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