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四天王による激闘必至。
全豪はマリーに注目せよ。
~2013年のテニス界を展望する~ 

text by

秋山英宏

秋山英宏Hidehiro Akiyama

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photograph byHiromasa Mano

posted2013/01/13 08:00

四天王による激闘必至。全豪はマリーに注目せよ。~2013年のテニス界を展望する~<Number Web> photograph by Hiromasa Mano

全米決勝では史上最長タイの4時間54分で激闘を制す。英国勢の四大大会優勝は76年ぶり。

 今年最初の四大大会、全豪オープンは1月14日に開幕する。昨年の男子シングルス決勝ではノバク・ジョコビッチが5時間53分のマラソンマッチの末にラファエル・ナダルを下し、3度目の優勝を飾った。少し球足の遅い全豪のハードコートを得意とするジョコビッチが今大会でも本命だが、昨年、準決勝でジョコビッチに惜敗したアンディ・マリーの戦いぶりにも注目したい。

 '12年の男子テニス界で、マリーのロンドン五輪と全米の優勝は最大級のトピックスだった。四大大会で優勝がなかったマリーだが、全米の初優勝で名実ともに「BIG4」の仲間入りを果たしたと見る向きが多かった。念願のタイトル獲得を振り返って、彼はこう話している。

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