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【Podcast】「自分では『引退』とは絶対言わない」生涯獲得賞金は約11億円…上田桃子をプロ20年目で決断させた「5番アイアンの一打」とは?《ロングインタビュー/前編》

2025/03/02
Numberの単独インタビューに応じた上田桃子さん
 Number1114号に掲載されたプロゴルファー・上田桃子さんのインタビュー記事「“楽しい”とか“笑う”より大切だったもの」。プロ生活20年の節目に、ツアーを離れる決断をした胸中に迫っている必読の記事だ。
 今回、誌面では掲載できなかった部分を含め、インタビューの肉声をほぼまるごとポッドキャストにして、無料公開する冒頭10分に加え、NumberPREMIER会員限定コンテンツとして前編、後編の2本を公開。ツアー出場権を維持したまま、なぜ第一線から退くことを決意したのか。上田桃子ファンはもちろん、ゴルフファン、ゴルフの腕を上げたい方も必聴の合計約65分だ。

「私は『何しながら』みたいなのが好きなんですよ。一石二鳥が好き、すごい好き。だから食事も、ご飯を食べる時間をとるっていうよりは、車で移動しながらご飯を食べるみたいな(笑)。 一つのことで二つの意味を成していると得した気分になるんです」

 インタビューの序盤、仲の良い諸見里しのぶさんと料理教室に通い始めたことが話題にのぼると、上田選手からはこんな言葉が返ってきました。曰く「しのぶと会うだけでなく、料理も習えた方が一石二鳥」。

 これを受けて、筆者の桂川洋一さんはこんな文章を綴っています。

<キャリアをひと段落させたばかりだというのに、寸暇を惜しんで次の可能性を広げようとする姿勢はコースにいる時と変わっていない。>

 そう、今回のインタビューはどんなライトな話題になっても、上田桃子というアスリートが「いかにゴルフと向き合ってきたのか」という、方法論に収斂していく印象がとても強い。20年という期間、彼女がゴルファーとして考えてきたこと、自分に課してきたことが、人生のそれ以外の場面でも滲み出てくるからだろうか。

 ここまでは無料公開をしていますので、どなたでもお楽しみいただけます。

 そして話題は、どうしてこのタイミングでツアーから退いたのか、という核心に迫っていくーー。

 このポッドキャスト前編では以下のようなトピックを聞いています。

  • ゴルフを始めた時から「プロ」を意識した理由
  • 最初に「諸見里しのぶ」をみた大会
  • 自分で「引退」とは言わないのはなぜか?
  • 昨秋、日本女子オープンの「初日後」に辞める決断をした背景
  • 5番アイアンで打った「決定的な一打」
  • 一番最初に報告した母親の反応は?
  • ゴルフは「一生できる」からこそ難しい
  • 年齢、結婚、子ども。これからの人生

 一時代を築いた女子ゴルファーの本音を聴ける、貴重なポッドキャスト。ぜひお楽しみください。

※ポッドキャストをお聴きいただけるのはNumberPREMIER会員限定で、会員登録後にログインをすると、このページ下部でご視聴いただけます。

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photograph by Kenta Yoshizawa

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