北京では連日熱戦が続いているが、競技以外でも激しい戦いが続いている。東京をはじめ、2016年夏季五輪の開催地に立候補している各都市の幹部がこぞって北京入りし、懸命のPR合戦を繰り広げているのだ。6月の第1次選考では東京が総合評価1位となり、マドリード、シカゴ、リオデジャネイロも順当に来年10月の最終選考に進んだ。北京五輪の期間中はIOC(国際オリンピック委員会)委員はもちろん、各競技のIF(国際競技連盟)幹部も一堂に会しており、この絶好の機会を利用しない手はない。東京都も約80人の職員を派遣。石原慎太郎都知事自らが北京に乗り込み、精力的にPR活動を繰り広げている。
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photograph by Takuya Sugiyama/JMPA