特別増刊

記事を
ブックマークする

華やかな熱戦の裏での、熾烈な招致合戦の実態。

2009/03/08

 北京では連日熱戦が続いているが、競技以外でも激しい戦いが続いている。東京をはじめ、2016年夏季五輪の開催地に立候補している各都市の幹部がこぞって北京入りし、懸命のPR合戦を繰り広げているのだ。6月の第1次選考では東京が総合評価1位となり、マドリード、シカゴ、リオデジャネイロも順当に来年10月の最終選考に進んだ。北京五輪の期間中はIOC(国際オリンピック委員会)委員はもちろん、各競技のIF(国際競技連盟)幹部も一堂に会しており、この絶好の機会を利用しない手はない。東京都も約80人の職員を派遣。石原慎太郎都知事自らが北京に乗り込み、精力的にPR活動を繰り広げている。

会員になると続きをお読みいただけます。
オリジナル動画も見放題、
会員サービスの詳細はこちら
特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by Takuya Sugiyama/JMPA

0

0

0

前記事 次記事