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万城目学と小川哲が語るアーセナルを偏愛する理由「試合が面白くないんですけど…」「ギマランイスは獲っちゃダメな選手」《グーナー小説家対談》
小川 昨季は、難しい試合でも勝てたことで、優勝を手繰り寄せましたね。例えば、36節、アウェイのウェストハム戦では、ゴールの気配がまるでない中で、終盤にレアンドロ・トロサールが決めて勝ちました。優勝が決まったのは最終節の1つ前の37節ですし、最後まで勝負の行方はわからなかった。
万城目 あれよあれよという間に優勝した、という感じでした。昨季はとにかく守備が堅い印象で、僕がたまに「試合が面白くないんですけど」とこぼすと、小川さんは決まって「勝ちゃいいんですよ」って(笑)。
小川 いい試合をしても、負けたり引き分けたりするのが一番面白くないですから。
万城目 小川さんはそこを見事に割り切るんですよね。アーセン・ベンゲル監督が率いた前回優勝時は夢のような攻撃で他チームを圧倒しました。そこから22年経って、今度はこんなにしっかりした守備から優勝をつかみ取るという、まったく違うアプローチです。いまのミケル・アルテタ監督はすごいな、と思いました。
小川 負けた試合にしても、ボコボコに殴られて負けたわけではありません。アンフィールドで負けたリバプール戦も、均衡した展開の中で、ドミニク・ソボスライにフリーキックを1本決められただけで、大崩れしたわけではなかった。先日のチャンピオンズリーグ決勝のパリ・サンジェルマン戦ですらそうでした。
CK決勝パリ・サンジェルマン戦は小川家で観戦
万城目 パリ・サンジェルマン戦は小川さんのご自宅で一緒に観戦したんですよね。深夜スタートの長い試合で、アーセナルが負けたのもあって疲れきって帰りました。
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